2019年5月31日金曜日

「輿」とは

おはようござます。

本日は「輿(こし)  」について書きたいと思います。


棺をのせて運ぶもの。
平安時代から使われてきましたが、大正時代に入ってからは
輿をかたどった霊柩車が使われるようになりました。

2019年5月30日木曜日

「納めの式」とは

おはようございます。

本日は「納めの式(おさめのしき)」について書きたいと思います。

棺を火葬炉の前の焼香台のそばに置きます。
台の上に位牌と遺影を飾り、僧侶の読経・遺族の焼香をもって
故人に最後のお別れをします。棺を火葬炉に納めるときは、合掌して送ります。 

2019年5月29日水曜日

「香典」とは

こんにちは。

本日は「香典(こうでん)」について書きたいと思います。

本来は故人の霊に供える香の代金という意で、
親類、知人から喪家へ贈るもの。
今日では金銭であるが、古くは金銭より米麦など食料が贈られていた。

2019年5月28日火曜日

「三途の川」とは

おはようござます。

本日は「三途の川(さんずのかわ)  」について書きたいと思います。

人が死んであの世に行く途中、初七日に渡るという川。 
葬頭河(しょうずか)とも三つ瀬河ともいう。人が死ねばこの河を越さなければならないが、
河の瀬に緩急の異なる三途があって、生前の罪の軽重によって、
この三途のうちの一つを渡るという。 

2019年5月27日月曜日

「灯明」とは

おはようござます。

本日は「灯明(とうみょう)」について書きたいと思います。

神仏に供える火。
浄火なので火を消すときは、息で吹き消さずに手や扇であおいで消します。

2019年5月26日日曜日

「清め塩」とは

おはようございます。

本日は「清め塩(きよめじお)」について書きたいと思います。

火葬場からお帰りの際に、玄関先で手を洗い身体に塩をふりかけて清める習慣。
本来はケガレを嫌う神道の伝統。
古来から海水にはお清めの力があるとされ、
それを塩が代用するようになったという話しがある。

2019年5月25日土曜日

「市民葬儀」とは

おはようござます。

本日は「市民葬儀(しみんそうぎ)」について書きたいと思います。

多くの自治体で住民を対象に提供している葬儀サービス。
格安な料金が利点ですが、追加や変更分は別途料金となるため、注意が必要です。

2019年5月24日金曜日

「神棚封じ」とは

おはようござます。

本日は「神棚封じ(かみだなふうじ)  」について書きたいと思います。

死者の出した家の神棚の扉を閉め、合わせ目に白い張り、死の汚れを防ぐこと。 
扉がない場合には、神棚の上部から白い紙を張り下げ、忌明けまで閉じておきます。

2019年5月23日木曜日

「直会」とは

こんにちは。

本日は「直会(なおらい)」について書きたいと思います。

本来は、神前に供えたものを神と人とが共に食べること。
神式の葬儀では、通夜祭や帰家祭の後、
お世話になった方々の労をねぎらうために食事を用意します。

2019年5月22日水曜日

「棺掛け」とは

おはようござます。

本日は「棺掛け(かんかけ) 」について書きたいと思います。

棺を覆う布。仏式の場合に金欄の「七条袈裟(けさ)」を使います。
神式では白布で覆います。

2019年5月21日火曜日

「死に水」とは

おはようござます。

本日は「死に水(しにみず) 」について書きたいと思います。

人が臨終になったとき、またはこと切れたときに、茶碗に入れた水を、
新しい筆やガーゼに浸して唇を拭ってやることで、末期(まつご)の水とも言います。

2019年5月20日月曜日

「六字名号」とは

おはようござます。

本日は「六字名号(ろくじみょうごう) 」について書きたいと思います。

「南無阿弥陀仏」の六文字のこと。
浄土宗、浄土真宗で、本尊の代りにおまつりします。
また法事のときには「南無阿弥陀仏」の名号の掛け軸を、掛ける場合があります。

2019年5月19日日曜日

「守り刀」とは

おはようござます。

本日は「守り刀(まもりがたな) 」について書きたいと思います。
北枕に寝かした遺体の布団のうえに、刀を置く習慣の意。

守り刀は、武士の「葬送行列次第書」にあるように、武士の死者はその枕頭に刀を置いた名残。
遺体の魔除けのためと信じられています。刀のほか、小刀、カミソリ、はさみが用いられています。
また木刀を袋に入れたものを使うこともあります。 

2019年5月18日土曜日

「逆さごと」とは

こんにちは。

本日は「逆さごと(さかさごと)」について書きたいと思います。


葬儀は非日常時に営まれる行事なので、
普段とは前後、天地など逆なことを行い、日常と区別するもの。
逆さまにする風習は一つには魔除けのため、一つには死後の世界が
生の世界の裏返しになっているという配慮からといわれている。

2019年5月17日金曜日

「樒」とは

おはようござます。

本日は「樒(しきみ) 」について書きたいと思います。


シキミは有毒植物だが、昔から仏前や墓前に供える習慣がある。
また、土葬にした遺体を動物に掘られないようにするために、墓地にシキミを植える習慣があった。
シキミの名前の由来は、「悪しき実」の「ア」がとれたものといわれている。

2019年5月16日木曜日

「経帷子」とは

こんにちは。

本日は「経帷子(きょうかたびら)」について書きたいと思います。

死者の着せる経の書かれた白い着物。背には南無阿弥陀仏などと書きます。 
経帷子は数人で分担して縫い、縫い糸は止め結びをしないといいます。 

2019年5月15日水曜日

「お斎」とは

こんにちは。

本日は「お斎(おとき)」について書きたいと思います。

初七日など法事のあとで行う会食。 
元来は僧の食事。「斎」の意味は神仏をまつる前に
飲食や行いを謹んで心身を清めたり、神事を行うことをいいます。

2019年5月14日火曜日

「忌み言葉」とは

こんにちは。

本日は「忌み言葉(いみことば)」について書きたいと思います。

特定の時や場所で口にしてはならない言葉や、そのかわりに用いる言葉です。

不吉な言葉や、不幸が続くことを連想させる重ね言葉を言い、
お悔やみの挨拶や、弔辞には使わないよう注意します。
「重ね重ね」、「たびび」、「かえすがえすも」、「たび重なる」、「ますます」、「追って」など。 

2019年5月13日月曜日

「キャスケット 」とは

おはようござます。

本日は「キャスケット 」について書きたいと思います。

土葬用の棺のこと。
装飾された立派なもので、木棺だけでなく、
大理石から造られたものなど多くの種類があります。

2019年5月12日日曜日

「別れ花」とは

おはようござます。

本日は「別れ花(わかればな) 」について書きたいと思います。

出棺前の最後の対面で生花を1輪ずつ遺体の周囲に入れること。
別れ花を入れた後、釘打ちを行い、出棺となります。

2019年5月11日土曜日

「霊祭」とは

こんにちは。

本日は「霊祭(れいさい)」について書きたいと思います。

神式の葬儀で行う、仏式の法要にあたるもの。
死亡後、10日目ごとに十日祭から始まり、五十日祭まで続きます。
100日目は、百日祭といい、それまでは墓前で行います。

2019年5月10日金曜日

「灌頂」とは

こんにちは。

本日は「灌頂(かんじょう)」について書きたいと思います。

仏教において、頭に水をそそぐこと、あるいは墓に水をかけること。

2019年5月9日木曜日

「銘旗」とは

こんばんは。お疲れ様です。

ニュースを更新して、本日の仕事を終わりたいと思います。
「銘旗(めいき)」について書きたいと思います。

故人の氏名、職名などを記した旗。神式の葬儀で用います。 

2019年5月8日水曜日

「除籍謄本」とは

おはようござます。

本日は「除籍謄本(じょせきとうほん) 」について書きたいと思います。

死亡などで戸籍から氏名を除いたことを証明する謄本。
故人の預貯金の払い戻し、生命保険の請求などの手続きに必要です。 

2019年5月7日火曜日

「祓除の儀」とは

おはようございます。

本日は「祓除の儀(ふつじょのぎ)」について書きたいと思います。

神式の葬儀で出棺の後、関係者全員を祓い清める儀式。

また、「後祓いの儀」と同じ意味になります。

2019年5月6日月曜日

「授戒」「引導」とは

おはようござます。
本日は、前回のつづき。
「授戒(じゅかい)」「引導(いんどう)」について書きたいと思います。

「授戒」・・・仏門に入る者に、仏弟子として生きるための戒を授けること。
「引導」・・・死者を導くこと。葬儀の時、導師が最後の宣告をし、現世への思いを断ち切らせること。
宗派により、いろいろな形があります。

2019年5月5日日曜日

「仏教式」とは

おはようございます。

本日は「仏教式(ぶっきょうしき)」について書きたいと思います。


故人の冥福を祈るために、僧侶を迎えて行う葬儀儀礼です。
儀礼の内容は大きく2つに分けることができます。
■授戒
■引導
(説明は次回へ・・・)

宗派によって、様々な特徴があります。

2019年5月4日土曜日

「霊璽」とは

おはようござます。
本日は「霊璽(れいじ)」について書きたいと思います。

神道における霊のしるし。仏式の位牌にあたります。
白木に故人の名前、生年月日を書き入れ、
遷霊祭のあと仮霊舎に移され、忌明け後は祖霊舎にお祀りします。 

2019年5月3日金曜日

「還骨回向」とは

おはようござます。
本日は「還骨回向(かんこつえこう)」について書きたいと思います。

火葬後、自宅に戻った遺骨を後飾り祭壇に安置して営む法要。
最近では初七日の法要と併せて繰り上げて行うことが多くなっています。

2019年5月2日木曜日

「献体」とは

こんにちは。

本日は「 献体(けんたい) 」について書きたいと思います。

大学の医学部などでの解剖実習など、研究用に無償で遺体を提供すること。

意志のある人は生前に登録し、家族全員の了承を得る必要があります。
また、遺骨が家族の元に戻るのは、死後1~2年が通常の流れです。

2019年5月1日水曜日

「病者の塗油の秘跡」とは

こんにちは。

本日は「病者の塗油の秘跡(びょうしゃのとゆのひせき)」
について書きたいと思います。

死を迎えようとしているカトリックの信者が、神に許しを求め、
神の恩恵を受けるための儀式。

枕元に呼ばれた神父は祈りを捧げ、信者の額と両手に聖油を塗ります。