2011年11月30日水曜日

「四華花」とは

おはようござます。

本日は「四華花(しかばな)  」について書きたいと思います。

葬具の一つ。
白紙を竹串に巻きつけ、横に細かくハサミを入れたもの。
かつてはこれを四本、木の台や大根の輸切りに突き立て近親者が持って葬列に加わった。


2011年11月29日火曜日

「祖霊」とは

こんにちは。

本日は「祖霊(それい)」について書きたいと思います。

先祖の霊のこと。
神道では、人は死後、先祖の霊と共に家にとどまり、一家の守護神として祭られます。


 

2011年11月28日月曜日

「誄歌」とは

おはようござます。

本日は「誄歌(るいか)  」について書きたいと思います。

誄歌とは、神葬祭で死者の生前の功績を称え偲び哀悼を表する歌のことをいいます。
神式での葬儀の際に行われるものです。

2011年11月27日日曜日

「霊璽」とは

こんばんは。

本日は「霊璽(れいじ)」について書きたいと思います。

神道における霊のしるしのこと。仏式の位牌にあたります。
白木に故人の名前、生年月日を書き入れ、
遷霊祭のあと仮霊舎に移され、忌明け後は祖霊舎にお祀りします。
 
 

2011年11月26日土曜日

「法話」とは

こんにちは。

本日は「法話(ほうわ)」について書きたいと思います。

「説教」とも呼ばれているもので、僧侶による仏教の教えの話のことです。
葬儀では通夜の法要の後や法事の法要の後に僧侶により行われるものとなります。

2011年11月25日金曜日

「輿」とは

おはようござます。

本日は「輿(こし)  」について書きたいと思います。

棺をのせて運ぶもの。
平安時代から使われてきましたが、大正時代に入ってからは
輿をかたどった霊柩車が使われるようになりました。
 
 

2011年11月24日木曜日

「納めの式」とは

こんばんは。

本日は「納めの式(おきよゆめのしき)」について書きたいと思います。

棺を火葬炉の前の焼香台のそばに置きます。
台の上に位牌と遺影を飾り、僧侶の読経・遺族の焼香をもって
故人に最後のお別れをします。棺を火葬炉に納めるときは、合掌して送ります。

2011年11月23日水曜日

「産土神社」とは

こんにちは。

本日は「産土神社(うぶすなじんじゃ)」について書きたいと思います。

仏教でいう菩提寺、先祖代々の墓所がある寺院のことです。
その人の生まれた土地を守る神をまつっているところです。

2011年11月22日火曜日

「香典」とは

こんにちは。

本日は「香典(こうでん)」について書きたいと思います。

本来は故人の霊に供える香の代金という意で、
親類、知人から喪家へ贈るもの。
今日では金銭であるが、古くは金銭より米麦など食料が贈られていた。

2011年11月21日月曜日

「三途の川」とは

おはようござます。

本日は「三途の川(さんずのかわ)  」について書きたいと思います。

人が死んであの世に行く途中、初七日に渡るという川。
葬頭河(しょうずか)とも三つ瀬河ともいう。人が死ねばこの河を越さなければならないが、
河の瀬に緩急の異なる三途があって、生前の罪の軽重によって、
この三途のうちの一つを渡るという。

2011年11月20日日曜日

「棺掛け」とは

こんばんは。

本日は「棺掛け(かんかけ)」について書きたいと思います。

棺を覆う布。仏式の場合に金欄の「七条袈裟(けさ)」を使います。
神式では白布で覆います。

2011年11月19日土曜日

「灯明」とは

おはようござます。

本日は「灯明(とうみょう)」について書きたいと思います。

神仏に供える火。
浄火なので火を消すときは、息で吹き消さずに手や扇であおいで消します。

2011年11月18日金曜日

「清め塩」とは

こんばんは。

本日は「清め塩(きよめじお)」について書きたいと思います。

火葬場からお帰りの際に、玄関先で手を洗い身体に塩をふりかけて清める習慣。
本来はケガレを嫌う神道の伝統。
古来から海水にはお清めの力があるとされ、
それを塩が代用するようになったという話しがある。

2011年11月17日木曜日

「市民葬儀」とは

おはようござます。

本日は「市民葬儀(しみんそうぎ)」について書きたいと思います。

多くの自治体で住民を対象に提供している葬儀サービス。
格安な料金が利点ですが、追加や変更分は別途料金となるため、注意が必要です。

2011年11月16日水曜日

「神棚封じ」とは

おはようござます。

本日は「神棚封じ(かみだなふうじ)  」について書きたいと思います。

死者の出した家の神棚の扉を閉め、合わせ目に白い張り、死の汚れを防ぐこと。
扉がない場合には、神棚の上部から白い紙を張り下げ、忌明けまで閉じておきます。

2011年11月15日火曜日

「直会」とは

こんにちは。

本日は「直会(なおらい)」について書きたいと思います。

本来は、神前に供えたものを神と人とが共に食べること。
神式の葬儀では、通夜祭や帰家祭の後、
お世話になった方々の労をねぎらうために食事を用意します。



2011年11月14日月曜日

「南無妙法蓮華教」とは

おはようございます。

本日の唱名は
「南無妙法蓮華教(なんみょうほうれんげきょう)」についてです。

日蓮宗、法華宗など、「法華経」を聖典とする宗派が唱えるお題目。
「南無妙法蓮華経」という意味は、
『妙法を蓮華によって例えた経に心の底から帰依する』という意味です。

2011年11月13日日曜日

「南無大師遍照金剛」とは

こんにちは。

本日の唱名は
「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」についてです。

遍照金剛というのは、空海の金剛名であり、この一句は、弘法大師空海に帰依をするの意。
弘決大師が唐に留学して、真言密教の秘奥をきわめ、
師の恵果(けいか)から頂いた称号が遍照金剛の名号です。
四国八十八か所霊場を巡るお遍路はこの名号を唱えます。

2011年11月12日土曜日

「南無釈迦牟尼仏」とは

おはようございます。

本日は昨日に引き続き唱名
「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」について書きたいと思います。

釈迦牟尼仏に帰依するの意。釈迦牟尼仏を本尊とする宗派。
例えば天台宗の宝号に「南無大恩教主釈迦牟尼如来」、曹洞宗の本尊唱名に
「南無釈迦牟尼仏」などが用いられています。


2011年11月11日金曜日

「南無阿弥陀仏」とは

こんにちは。

本日は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」について書きたいと思います。

阿弥陀仏に帰依するの意。念仏ともいいます。
浄土教ではこれを六字の名号と呼び、これを唱えることによって
浄土に生れることができると説きます。

しかし浄土真宗では、阿弥陀仏に救われた喜びのあまり、
感謝の念をもって唱える報謝(ほうしゃ)の念仏であると説きます。


2011年11月9日水曜日

「棺掛け」とは

おはようござます。

本日は「棺掛け(かんかけ) 」について書きたいと思います。

棺を覆う布。仏式の場合に金欄の「七条袈裟(けさ)」を使います。
神式では白布で覆います。

2011年11月8日火曜日

「経帷子」とは

おはようござます。

本日は「経帷子(きょうかたびら)  」について書きたいと思います。

死者の着せる経の書かれた白い着物。背には南無阿弥陀仏などと書く。
経帷子は数人で分担して縫い、縫い糸は止め結びをしないといいます。


2011年11月7日月曜日

「死に水」とは

おはようござます。

本日は「死に水(しにみず) 」について書きたいと思います。

人が臨終になったとき、またはこと切れたときに、茶碗に入れた水を、
新しい筆やガーゼに浸して唇を拭ってやることで、末期(まつご)の水とも言います。

2011年11月6日日曜日

「六字名号」とは

おはようござます。

本日は「六字名号(ろくじみょうごう) 」について書きたいと思います。

「南無阿弥陀仏」の六文字のこと。
浄土宗、浄土真宗で、本尊の代りにおまつりします。
また法事のときには「南無阿弥陀仏」の名号の掛け軸を、掛ける場合があります。

2011年11月5日土曜日

「守り刀」とは

おはようござます。

本日は「守り刀(まもりがたな) 」について書きたいと思います。
北枕に寝かした遺体の布団のうえに、刀を置く習慣の意。

守り刀は、武士の「葬送行列次第書」にあるように、武士の死者はその枕頭に刀を置いた名残。
遺体の魔除けのためと信じられています。刀のほか、小刀、カミソリ、はさみが用いられています。
また木刀を袋に入れたものを使うこともあります。

2011年11月4日金曜日

「逆さごと」とは

こんにちは。

本日は「逆さごと(さかさごと)」について書きたいと思います。

葬儀は非日常時に営まれる行事なので、
普段とは前後、天地など逆なことを行い、日常と区別するもの。
逆さまにする風習は一つには魔除けのため、一つには死後の世界が
生の世界の裏返しになっているという配慮からといわれている。


2011年11月2日水曜日

「樒」とは

おはようござます。

本日は「樒(しきみ) 」について書きたいと思います。

シキミは有毒植物だが、昔から仏前や墓前に供える習慣がある。
また、土葬にした遺体を動物に掘られないようにするために、墓地にシキミを植える習慣があった。
シキミの名前の由来は、「悪しき実」の「ア」がとれたものといわれている。


2011年11月1日火曜日

「経帷子」とは

こんにちは。

本日は「経帷子(きょうかたびら)」について書きたいと思います。

死者の着せる経の書かれた白い着物。背には南無阿弥陀仏などと書きます。
経帷子は数人で分担して縫い、縫い糸は止め結びをしないといいます。