2023年2月28日火曜日

「直会」とは

 おはようございます。


本日は「直会(なおらい)」について書きたいと思います。

本来は、神前に供えたものを神と人とが共に食べること。
神式の葬儀では、通夜祭や帰家祭の後、
お世話になった方々の労をねぎらうために食事を用意します。

2023年2月27日月曜日

「南無妙法蓮華教」とは

 おはようございます。


本日の唱名は
「南無妙法蓮華教(なんみょうほうれんげきょう)」についてです。

日蓮宗、法華宗など、「法華経」を聖典とする宗派が唱えるお題目。
「南無妙法蓮華経」という意味は、
『妙法を蓮華によって例えた経に心の底から帰依する』という意味です。

2023年2月26日日曜日

「南無大師遍照金剛」とは

 おはようございます。


本日の唱名は
「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」についてです。

遍照金剛というのは、空海の金剛名であり、この一句は、弘法大師空海に帰依をするの意。
弘決大師が唐に留学して、真言密教の秘奥をきわめ、
師の恵果(けいか)から頂いた称号が遍照金剛の名号です。
四国八十八か所霊場を巡るお遍路はこの名号を唱えます。 

2023年2月25日土曜日

「南無釈迦牟尼仏」とは

 おはようございます。


本日は昨日に引き続き唱名
「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」について書きたいと思います。

釈迦牟尼仏に帰依するの意。釈迦牟尼仏を本尊とする宗派。 
例えば天台宗の宝号に「南無大恩教主釈迦牟尼如来」、曹洞宗の本尊唱名に
「南無釈迦牟尼仏」などが用いられています。


2023年2月24日金曜日

「南無阿弥陀仏」とは

 おはようございます。


本日は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」について書きたいと思います。

阿弥陀仏に帰依するの意。念仏ともいいます。 
浄土教ではこれを六字の名号と呼び、これを唱えることによって
浄土に生れることができると説きます。

しかし浄土真宗では、阿弥陀仏に救われた喜びのあまり、
感謝の念をもって唱える報謝(ほうしゃ)の念仏であると説きます。


2023年2月23日木曜日

「棺掛け」とは

 おはようございます。


本日は「棺掛け(かんかけ) 」について書きたいと思います。

棺を覆う布。仏式の場合に金欄の「七条袈裟(けさ)」を使います。
神式では白布で覆います。

2023年2月22日水曜日

「死に水」とは

 おはようございます。


本日は「死に水(しにみず) 」について書きたいと思います。

人が臨終になったとき、またはこと切れたときに、茶碗に入れた水を、
新しい筆やガーゼに浸して唇を拭ってやることで、末期(まつご)の水とも言います。


2023年2月21日火曜日

「六字名号」とは

 おはようございます。


本日は「六字名号(ろくじみょうごう) 」について書きたいと思います。

「南無阿弥陀仏」の六文字のこと。
浄土宗、浄土真宗で、本尊の代りにおまつりします。
また法事のときには「南無阿弥陀仏」の名号の掛け軸を、掛ける場合があります。

2023年2月20日月曜日

「逆さごと」とは

 おはようございます。


本日は「逆さごと(さかさごと)」について書きたいと思います。


葬儀は非日常時に営まれる行事なので、
普段とは前後、天地など逆なことを行い、日常と区別するもの。
逆さまにする風習は一つには魔除けのため、一つには死後の世界が
生の世界の裏返しになっているという配慮からといわれている。

2023年2月19日日曜日

「別れ花」とは

 おはようございます。


本日は「別れ花(わかればな) 」について書きたいと思います。

出棺前の最後の対面で生花を1輪ずつ遺体の周囲に入れること。
別れ花を入れた後、釘打ちを行い、出棺となります。


2023年2月18日土曜日

「献体」とは

 おはようございます。


本日は「 献体(けんたい) 」について書きたいと思います。

大学の医学部などでの解剖実習など、研究用に無償で遺体を提供すること。

意志のある人は生前に登録し、家族全員の了承を得る必要があります。
また、遺骨が家族の元に戻るのは、死後1~2年が通常の流れです。

2023年2月17日金曜日

「三方」とは

 おはようございます。


本日は「三方」について書きたいと思います。

神仏に物を供えるとき用いる台のこと。
前・左・右の三方に刳形(ひながた)の穴を開けた台をつけたものをいいます。

2023年2月16日木曜日

「逆さ屏風」とは

 おはようございます。


本日は、「逆さ屏風」について書きたいと思います。

「逆さ屏風」とは、死者の枕元に逆さに立てる屏風のことです。

 言葉の通り、屏風を逆さに立てます。


2023年2月15日水曜日

「舎利」とは

 おはようございます。


本日は「舎利」について書きたいと思います。

舎利とは、火葬して後に残ったお骨のことです。

遺骨と同義なので、舎利=遺骨と考えて大丈夫です。

2023年2月14日火曜日

「祖霊舎」とは

 おはようございます。


さて、本日は「祖霊舎」について書きたいと思います。

祖霊舎は、神道において祖先の霊を祭るための神棚のことです。

屋内神殿のひとつで、霊舎(れいしゃ、たまや)、霊屋(たまや)、霊棚(たまだな)、霊床(たまとこ)、神道壇(しんとだん)などともいわれます。

2023年2月13日月曜日

「聖餐式」とは

 おはようございます。


本日は「聖餐式」について書きたいと思います。

聖餐式とは、イエス=キリストが最後の晩餐でパンとぶどう酒を弟子たちに与え、

「パンは私のからだであり、杯は私の血による契約である」

と言った言葉を記念して、パンとぶどう酒を会衆に分けるキリスト教の儀式です。

2023年2月12日日曜日

「北枕」とは

 おはようございます。


本日は「北枕」について書きたいと思います。

釈尊が、沙羅双樹の下で死をむかえたとき、頭を北方にし、西の方を向いて、右脇を下に横向きに寝ていた故事にならったものです。
神式葬の場合も北枕にするのが普通といわれています。

2023年2月11日土曜日

「御文」とは

 おはようございます。


本日は「御文」について書きたいと思います。

「御文」とは、浄土真宗の法事で読唱される文章のことです。

本願寺派では、「御文章」といいます。

2023年2月10日金曜日

「答礼」とは

 おはようございます。


本日は、「答礼」について書きたいと思います。

「答礼」とは、礼に答えること。返礼と同じ意味です。

葬儀では会葬者の弔問に対して遺族などがお礼することをさします。

2023年2月9日木曜日

「友引」の日について

 おはようございます。


本日は「友引」の日について書いてみようと思います。

ご存知の方も多いと思いますが「友引に葬式を出してはいけない」というのは全国的に有名です。

ですが、本来仏事にはなんら関係のない話とされています。

「友引」は「共引きして勝負無し」ということで「ひきわけ」という意味があります。 
長い歴史の中で「共」が「友」に変わり、死んだ人が友人をあの世に引っ張っていくという解釈になり火葬場も友引が休日になったそうです。

解釈の変化で色々な迷信が生まれてきているようです。 

2023年2月8日水曜日

「百か日」について

 おはようございます。


今日は「百か日」について書きたいと思います。

正確には「百か日法要」と言い、49日法要と似ています。

亡くなってから100日目にあたるのが百か日法要です。

最近では血のつながった兄弟や親族のみで済ませることが多くなっています。

四十九日が済んでから遺族が故人との別れ、悲しみの気持ちの整理を終える日ともされています。

2023年2月7日火曜日

「霊祭」とは

 おはようございます。


本日は「霊祭(れいさい)」について書きたいと思います。

神式の葬儀で行う、仏式の法要にあたるもの。
死亡後、10日目ごとに十日祭から始まり、五十日祭まで続きます。
100日目は、百日祭といい、それまでは墓前で行います。


2023年2月6日月曜日

「死亡広告」とは

 おはようございます。


本日は、「死亡広告」について書いていきたいと思います。

「死亡広告」とは、故人が社会的に知名度が高かったり、著名な方であった場合など、交際が広範囲で連絡先が非常に多いときに新聞へだす広告のことです。

料金もかかるため、必ずしも新聞に死亡広告を出す事はありません。

新聞への掲載は、新聞社に直接申し込むのではなく広告代理店への申し込みとなります。

2023年2月5日日曜日

「家族葬」と「密葬」の違い

 おはようございます。


家族葬は、近親者のみで行う葬儀で、密葬と似ていますが、こちらはごく身近な友人、知人も参列してそのほとんどが火葬場まで共に行く場合が多いです。

特徴は通夜と告別式といった儀式を少人数でも行う事である。

密葬の場合は、ほとんど遺族のみでお別れをして火葬というパターンが多いです(「直葬」とも呼ぶ)。

家族葬は、前述した通り、通夜・告別式を行い、本葬式は行いません。

2023年2月4日土曜日

「戒名の位」について

 おはようございます。


本日は、昨日に続き「戒名の位」について簡単に書きたいと思います。

戒名には位がありますが、これは故人の生前の信仰の深さや地域社会やお寺への貢献度によって決まるのが本来の位です。

仏教の教義上には戒名の位はありませんし、位の高い戒名を授かった場合でも、故人の冥福が約束されるものではありません。

僧侶と話し合い、故人の人柄が偲ばれるような戒名をつけて頂くと良いでしょう。

現在、位号は戒名や法名の末尾に尊称としてつけるのが一般的です。


昔はその人の身分でつけられましたが、現在ではその人の信仰の深さや社会的貢献度によって選ばれているそうです。

2023年2月3日金曜日

「戒名」について

 おはようございます。


本日は「戒名」について書いていきます。

ご存知の方も多いと思いますが、戒名とは仏門に入ったことの証しとしていただく名前のことです。

葬儀では師僧によって、故人に対して仏門に入ることを許可し戒名を授与します。
  
仏式の葬儀には戒名が不可欠なものとされています。

ちなみに浄土真宗では、「法名」が正式な名称である。

2023年2月2日木曜日

「初七日後」に行う各手続き4

 おはようございます。


「健康保険」

 埋葬料として、故人の給与1か月分(最低10万円)が支給されます。

 また、死亡によって権利を失うので、遺族はすぐに国民健康保険に加入しましょう。


「国民健康保険」

 役所で申請すると葬祭費が支給されます。

 埼玉県では5万円ですが、一部の地区では8万円のところもあります。

2023年2月1日水曜日

「初七日後」に行う各手続き3

 おはようございます。


前日は厚生年金でしたが、今回は国民年金について続けます。

国民年金では「遺族基礎年金」があります。

故人が国民年金に加入していた場合、住所地の役所で手続きを行います。

受給者の条件に応じて、「遺族基礎年金」「寡婦年金」「死亡一時金」などのいずれかが支給されます。