2020年5月31日日曜日

「炉前祭」とは

おはようござます。

本日は「炉前祭(ろぜんさい)」について書きたいと思います。

神式の葬儀で火葬する前に棺をかまどの前に安置し、
銘旗や花を供えて拝礼する儀式。

2020年5月30日土曜日

「戒名」とは

おはようございます。

本日は「戒名(かいみょう)」について書きたいと思います。

仏の弟子になった証として、故人に送られる名の総称。
日蓮宗では「法号」、真宗では「法名」という。

2020年5月29日金曜日

「頭陀袋」とは

おはようござます。

本日は「頭陀袋(ずだぶくろ)」について書きたいと思います。

僧が経巻・仏具・布施などを入れて首にかけて持ち歩く袋。
死者の首にかけて仏道修行の旅に出ることを模しています。
頭陀袋の中には、紙に印刷した六文銭を入れます。

2020年5月28日木曜日

「卒塔婆」とは

おはようござます。

本日は「卒塔婆(そとば)」について書きたいと思います。

彼岸や命日などに、故人の供養のために墓に立てる6尺から8尺の板牌。
表に戒名や経文、裏に法要年月日などを書きます。 

2020年5月27日水曜日

「供花」とは

おはようござます。

本日は「供花(きょうか) 」について書きたいと思います。

神道における、神に死亡を奉告する儀式。

遺族が代理人をたて、神社に死亡を報告し、それを受けて神官が行う。

2020年5月26日火曜日

「供華」とは

おはようございます。

本日は「供華(くげ)」について書きたいと思います。

仏堂などで仏前に供え荘厳する花。
これに由来するが葬儀で花を供えることは「供花」と書き、「きょうか」と呼び区別するのが通例。

2020年5月25日月曜日

「海洋葬」とは

こんにちは。

本日は「海洋葬(かいようそう)」について書きたいと思います。


散骨の一種で、火葬後の遺骨を海に撒いて供養すること。
行うには法律によって定められた条件をクリアしなければならない。

2020年5月24日日曜日

「カロート」とは

おはようござます。

本日は「カロート」について書きたいと思います。

元は棺を意味した「屍櫃(からひつ)」。
主として戦後の焼骨を埋蔵する墓で作られたもの。
墓石の下の地下部分に設ける骨壷(箱)を収納する、コンクリート製の納骨スペースのこと。

2020年5月23日土曜日

「三方」とは

おはようござます。

本日は「三方(さんぽう)  」について書きたいと思います。

神仏に物を供えるとき用いる台。
ひのきの白木で作られ、前・左・右の三方に刳形の穴を開けた台をつけたもの。

2020年5月22日金曜日

「四華花」とは

おはようござます。

本日は「四華花(しかばな)  」について書きたいと思います。

葬具の一つ。
白紙を竹串に巻きつけ、横に細かくハサミを入れたもの。 
かつてはこれを四本、木の台や大根の輸切りに突き立て近親者が持って葬列に加わった。

2020年5月21日木曜日

「祖霊」とは

おはようございます。

本日は「祖霊(それい)」について書きたいと思います。


先祖の霊のこと。
神道では、人は死後、先祖の霊と共に家にとどまり、一家の守護神として祭られます。

2020年5月20日水曜日

「誄歌」とは

おはようござます。

本日は「誄歌(るいか)  」について書きたいと思います。

誄歌とは、神葬祭で死者の生前の功績を称え偲び哀悼を表する歌のことをいいます。
神式での葬儀の際に行われるものです。

2020年5月19日火曜日

「霊璽」とは

おはようございます。

本日は「霊璽(れいじ)」について書きたいと思います。


神道における霊のしるしのこと。仏式の位牌にあたります。
白木に故人の名前、生年月日を書き入れ、
遷霊祭のあと仮霊舎に移され、忌明け後は祖霊舎にお祀りします。

2020年5月18日月曜日

「法話」とは

おはようございます。

本日は「法話(ほうわ)」について書きたいと思います。

「説教」とも呼ばれているもので、僧侶による仏教の教えの話のことです。
葬儀では通夜の法要の後や法事の法要の後に僧侶により行われるものとなります。

2020年5月17日日曜日

「輿」とは

おはようござます。

本日は「輿(こし)  」について書きたいと思います。


棺をのせて運ぶもの。
平安時代から使われてきましたが、大正時代に入ってからは
輿をかたどった霊柩車が使われるようになりました。

2020年5月16日土曜日

「納めの式」とは

おはようございます。

本日は「納めの式(おさめのしき)」について書きたいと思います。

棺を火葬炉の前の焼香台のそばに置きます。
台の上に位牌と遺影を飾り、僧侶の読経・遺族の焼香をもって
故人に最後のお別れをします。棺を火葬炉に納めるときは、合掌して送ります。 

2020年5月15日金曜日

「産土神社」とは

おはようございます。

本日は「産土神社(うぶすなじんじゃ)」について書きたいと思います。

仏教でいう菩提寺、先祖代々の墓所がある寺院のことです。
その人の生まれた土地を守る神をまつっているところです。

2020年5月14日木曜日

「香典」とは

おはようございます。

本日は「香典(こうでん)」について書きたいと思います。

本来は故人の霊に供える香の代金という意で、
親類、知人から喪家へ贈るもの。
今日では金銭であるが、古くは金銭より米麦など食料が贈られていた。

2020年5月13日水曜日

「三途の川」とは

おはようござます。

本日は「三途の川(さんずのかわ)  」について書きたいと思います。

人が死んであの世に行く途中、初七日に渡るという川。 
葬頭河(しょうずか)とも三つ瀬河ともいう。人が死ねばこの河を越さなければならないが、
河の瀬に緩急の異なる三途があって、生前の罪の軽重によって、
この三途のうちの一つを渡るという。 

2020年5月12日火曜日

「灯明」とは

おはようござます。

本日は「灯明(とうみょう)」について書きたいと思います。

神仏に供える火。
浄火なので火を消すときは、息で吹き消さずに手や扇であおいで消します。

2020年5月11日月曜日

「清め塩」とは

おはようございます。

本日は「清め塩(きよめじお)」について書きたいと思います。

火葬場からお帰りの際に、玄関先で手を洗い身体に塩をふりかけて清める習慣。
本来はケガレを嫌う神道の伝統。
古来から海水にはお清めの力があるとされ、
それを塩が代用するようになったという話しがある。

2020年5月10日日曜日

「市民葬儀」とは

おはようござます。

本日は「市民葬儀(しみんそうぎ)」について書きたいと思います。

多くの自治体で住民を対象に提供している葬儀サービス。
格安な料金が利点ですが、追加や変更分は別途料金となるため、注意が必要です。

2020年5月9日土曜日

「神棚封じ」とは

おはようござます。

本日は「神棚封じ(かみだなふうじ)  」について書きたいと思います。

死者の出した家の神棚の扉を閉め、合わせ目に白い張り、死の汚れを防ぐこと。 
扉がない場合には、神棚の上部から白い紙を張り下げ、忌明けまで閉じておきます。

2020年5月8日金曜日

「直会」とは

こんにちは。

本日は「直会(なおらい)」について書きたいと思います。

本来は、神前に供えたものを神と人とが共に食べること。
神式の葬儀では、通夜祭や帰家祭の後、
お世話になった方々の労をねぎらうために食事を用意します。

2020年5月7日木曜日

「棺掛け」とは

おはようござます。

本日は「棺掛け(かんかけ) 」について書きたいと思います。

棺を覆う布。仏式の場合に金欄の「七条袈裟(けさ)」を使います。
神式では白布で覆います。

2020年5月6日水曜日

「守り刀」とは

おはようござます。

本日は「守り刀(まもりがたな) 」について書きたいと思います。
北枕に寝かした遺体の布団のうえに、刀を置く習慣の意。

守り刀は、武士の「葬送行列次第書」にあるように、武士の死者はその枕頭に刀を置いた名残。
遺体の魔除けのためと信じられています。刀のほか、小刀、カミソリ、はさみが用いられています。
また木刀を袋に入れたものを使うこともあります。 

2020年5月5日火曜日

「逆さごと」とは

おはようございます。

本日は「逆さごと(さかさごと)」について書きたいと思います。



葬儀は非日常時に営まれる行事なので、
普段とは前後、天地など逆なことを行い、日常と区別するもの。
逆さまにする風習は一つには魔除けのため、一つには死後の世界が
生の世界の裏返しになっているという配慮からといわれている。

2020年5月4日月曜日

「樒」とは

おはようござます。

本日は「樒(しきみ) 」について書きたいと思います。



シキミは有毒植物だが、昔から仏前や墓前に供える習慣がある。
また、土葬にした遺体を動物に掘られないようにするために、墓地にシキミを植える習慣があった。
シキミの名前の由来は、「悪しき実」の「ア」がとれたものといわれている。

2020年5月3日日曜日

「経帷子」とは

おはようございます。

本日は「経帷子(きょうかたびら)」について書きたいと思います。

死者の着せる経の書かれた白い着物。背には南無阿弥陀仏などと書きます。 
経帷子は数人で分担して縫い、縫い糸は止め結びをしないといいます。 

2020年5月2日土曜日

「お斎」とは

おはようございます。

本日は「お斎(おとき)」について書きたいと思います。

初七日など法事のあとで行う会食。 
元来は僧の食事。「斎」の意味は神仏をまつる前に
飲食や行いを謹んで心身を清めたり、神事を行うことをいいます。

2020年5月1日金曜日

「忌み言葉」とは

おはようございます。

本日は「忌み言葉(いみことば)」について書きたいと思います。

特定の時や場所で口にしてはならない言葉や、そのかわりに用いる言葉です。

不吉な言葉や、不幸が続くことを連想させる重ね言葉を言い、
お悔やみの挨拶や、弔辞には使わないよう注意します。
「重ね重ね」、「たびび」、「かえすがえすも」、「たび重なる」、「ますます」、「追って」など。