2016年1月31日日曜日
「友引」の日について
おはようございます。
本日は「友引」の日について書いてみようと思います。
ですが、本来仏事にはなんら関係のない話とされています。
ご存知の方も多いと思いますが「友引に葬式を出してはいけない」というのは全国的に有名です。
「友引」は「共引きして勝負無し」ということで「ひきわけ」という意味があります。
長い歴史の中で「共」が「友」に変わり、死んだ人が友人をあの世に引っ張っていくという解釈になり火葬場も友引が休日になったそうです。
解釈の変化で色々な迷信が生まれてきているようです。
2016年1月30日土曜日
「百か日」について
おはようございます。
今日は「百か日」について書きたいと思います。
正確には「百か日法要」と言い、49日法要と似ています。
亡くなってから100日目にあたるのが百か日法要です。
最近では血のつながった兄弟や親族のみで済ませることが多くなっています。
四十九日が済んでから遺族が故人との別れ、悲しみの気持ちの整理を終える日ともされています。
2016年1月29日金曜日
「霊祭」とは
おはようございます。
本日は「霊祭(れいさい)」について書きたいと思います。
神式の葬儀で行う、仏式の法要にあたるもの。
死亡後、10日目ごとに十日祭から始まり、五十日祭まで続きます。
100日目は、百日祭といい、それまでは墓前で行います。
2016年1月28日木曜日
「死亡広告」とは
おはようございます。
本日は、「死亡広告」について書いていきたいと思います。
「死亡広告」とは、故人が社会的に知名度が高かったり、著名な方であった場合など、交際が広範囲で連絡先が非常に多いときに新聞へだす広告のことです。
料金もかかるため、必ずしも新聞に死亡広告を出す事はありません。
新聞への掲載は、新聞社に直接申し込むのではなく広告代理店への申し込みとなります。
2016年1月27日水曜日
「家族葬」と「密葬」の違い
おはようございます。
家族葬は、近親者のみで行う葬儀で、密葬と似ていますが、こちらはごく身近な友人、知人も参列してそのほとんどが火葬場まで共に行く場合が多いです。
特徴は通夜と告別式といった儀式を少人数でも行う事である。
密葬の場合は、ほとんど遺族のみでお別れをして火葬というパターンが多いです(「直葬」とも呼ぶ)。
家族葬は、前述した通り、通夜・告別式を行い、本葬式は行いません。
2016年1月26日火曜日
「戒名の位」について
おはようございます。
本日は、昨日に続き「戒名の位」について簡単に書きたいと思います。
戒名には位がありますが、これは故人の生前の信仰の深さや地域社会やお寺への貢献度によって決まるのが本来の位です。
仏教の教義上には戒名の位はありませんし、位の高い戒名を授かった場合でも、故人の冥福が約束されるものではありません。
僧侶と話し合い、故人の人柄が偲ばれるような戒名をつけて頂くと良いでしょう。
現在、位号は戒名や法名の末尾に尊称としてつけるのが一般的です。
昔はその人の身分でつけられましたが、現在ではその人の信仰の深さや社会的貢献度によって選ばれているそうです。
2016年1月25日月曜日
「カロート」とは
おはようございます。
本日は「カロート」について書きたいと思います。
元は棺を意味した「屍櫃(からひつ)」。
主として戦後の焼骨を埋蔵する墓で作られたもの。
墓石の下の地下部分に設ける骨壷(箱)を収納する、コンクリート製の納骨スペースのこと。
2016年1月24日日曜日
「戒名」について
おはようございます。
本日は「戒名」について書いていきます。
ご存知の方も多いと思いますが、戒名とは仏門に入ったことの証しとしていただく名前のことです。
葬儀では師僧によって、故人に対して仏門に入ることを許可し戒名を授与します。
仏式の葬儀には戒名が不可欠なものとされています。
ちなみに浄土真宗では、「法名」が正式な名称である。
2016年1月23日土曜日
「初七日後」に行う各手続き4
おはようございます。
「健康保険」
埋葬料として、故人の給与1か月分(最低10万円)が支給されます。
また、死亡によって権利を失うので、遺族はすぐに国民健康保険に加入しましょう。
「国民健康保険」
役所で申請すると葬祭費が支給されます。
埼玉県では5万円ですが、一部の地区では8万円のところもあります。
2016年1月22日金曜日
「初七日後」に行う各手続き3
おはようございます。
前日は厚生年金でしたが、今回は国民年金について続けます。
国民年金では「遺族基礎年金」があります。
故人が
国民年金
に加入していた場合、住所地の役所で手続きを行います。
受給者の条件に応じて、「遺族基礎年金」「寡婦年金」「死亡一時金」などのいずれかが支給されます。
2016年1月21日木曜日
「初七日後」に行う各手続き2
おはようございます。
本日は前日に続き、初七日後の手続きについてです。
「遺族厚生年金」をご存じでしょうか?
故人が
厚生年金
に加入し在職中の死亡した場合勤務先で手続きをしてくれます。
すでに退職し老齢年金を受給している場合は、住所地の社会保険事務所で手続きを行います。
2016年1月20日水曜日
「初七日後」に行う各手続き1
おはようございます。
本日は「初七日」後に行うと手続きを紹介しようと思います。
まずは「生命保険」です。
故人が生命保険に加入していた場合は、保険会社に連絡し保険金を受け取る手続きをしましょう。
その時に、「被保険者氏名」「証券番号」「死因」「死亡月日」なども知らせる場合もあります。
後日、死亡保険金請求書が送られてきます。
2016年1月19日火曜日
「直会」とは
おはようございます。
本日は「直会(なおらい)」について書きたいと思います。
本来は、神前に供えたものを神と人とが共に食べること。
神式の葬儀では、通夜祭や帰家祭の後、
お世話になった方々の労をねぎらうために食事を用意します。
2016年1月18日月曜日
「回向文」とは
おはようございます。
先日の回向の続き、読経のあとに唱える「回向文」について書きたいと思います。
回向文というのは仏様をたたえ、先祖に感謝し、功徳を他の人にも回し向けることを祈る文のことです。
この回向文を唱えた後、各宗派の仏様の名前を唱えます。
2016年1月17日日曜日
「エコ棺」とは
おはようございます。
本日は「エコ棺」について書きたいと思います。
葬儀の中でエコに順ずるものが無いかと考えられ、紙製の「エコ棺」というものが登場しました。
意識の中ではお棺=木製のものを考えがちです。
葬儀社によって、「エコ棺」などの名称で取り扱うことが多いそうです。
日本の火葬率は、ほぼ100%で、紙製の棺なら燃焼時間も約10分と短くて済みます。
また、排ガスも木製の棺に比べ三分の一で済ませることができます。
2016年1月16日土曜日
「野辺送り」とは
おはようございます。
本日は「野辺送り」について書いていこうと思います。
「野辺送り」とは、ご遺体を火葬場や埋葬場所まで、葬列を組んで見送る風習のことです。
今日では、親族や関係者がバスなどに乗り、霊柩車に従って火葬場へ行くことにあたります。
2016年1月15日金曜日
「枕刀」とは
おはようございます。
今日は「枕刀」について書いていきたいと思います。
枕刀とは、守り刀としてご遺体の枕もとや、布団の上に短刀を置く習わしのことです。
ご遺体の魂が抜けたあとに悪霊が入るのを防ぐためといわれています。
このとき、刃を故人に向けないようにします。
2016年1月14日木曜日
「喪章」について
おはようございます。
さて、今日は「喪章」について書いていきたいと思います。
喪章とは、遺族が喪中であることを示す黒の印であり、リボンや腕章など形は様々です。
喪章をつける場合は遺族側の人間がつけます。
親族と葬儀委員長など遺族側に立ってお手伝いする人もつけます。
弔問客が喪服の代用として喪章をつける方もいますが、これは間違いです。
2016年1月13日水曜日
「納めの式」とは
おはようございます。
本日は「納めの式(おきよゆめのしき)」について書きたいと思います。
棺を火葬炉の前の焼香台のそばに置きます。
台の上に位牌と遺影を飾り、僧侶の読経・遺族の焼香をもって
故人に最後のお別れをします。棺を火葬炉に納めるときは、合掌して送ります。
2016年1月12日火曜日
真宗大谷派での焼香
おはようございます。
本日は真宗大谷派の焼香について書きたいと思います。
大谷派では「自身の焼香は二撮、代香の場合は一撮」とあります。
つまり本人による焼香の回数は2回、代理で行う場合は1回となります。
また、焼香の節一撮ごとにいただいて香を投ずる風習があり、香を額にいただく仕草はしないようです。
2016年1月11日月曜日
天台宗の「焼香」
おはようございます。
前回に引き続き、焼香について、「天台宗」の焼香のしかたについて補足を書いていきます。
天台宗の場合は、焼香を3回(1回でも可、特にこだわらない)行います。
ご霊前で、軽く頭を下げ、静かに数珠を持ち手を合わせ、お香をつまみ、額でおしいただき、香炉にくべます。
2016年1月10日日曜日
真言宗の「焼香」
おはようございます。
本日は、真言宗での焼香のあげかたを書いていきます。
真言宗では焼香3回と線香も3本立てます。
「身・口・意の三業を清める」のがその理由です。
そのため、真言宗の場合は3回の焼香を行います。
2016年1月9日土曜日
日蓮宗の焼香
おはようございます。
本日は日蓮宗の焼香について書きたいと思います。
日蓮宗の場合、焼香を1回もしくは3回行います。
香をつまみ額の位置までおしいただき香をたむけます。
地域によっても違う場合がありますので、細かい点が解らないことは、あらかじめ近所の詳しい人などに尋ねておくと当日に混乱なく行えると思います。
2016年1月8日金曜日
曹洞宗の焼香
おはようございます。
本日は、「曹洞宗」の焼香の仕方について書いてきたいと思います。
曹洞宗の場合、焼香は右手に香をつかみ、両手でていねいに額にいただき、従香はいただかないでそのまま炉に入れます。
この焼香の回数は2回で、1回目はきちんと香をいただいてから炉にくべます。
2回目は香をくべるだけの方法をとります。
2016年1月7日木曜日
「焼香」について
おはようございます。
本日は「焼香」について書きたいと思います。
仏式の葬儀では、死者を弔うため、線香や抹香などを供える「焼香」が行われます。
香をたくことで心身を浄化し、亡くなった方の冥福を祈ります。
焼香の回数は宗派により異なりますので、事前に宗派を知っておくと落ち着いて焼香が出来ると思います。
会葬人数が多い場合は一回の焼香の場合もあるため、事前に注意を聞いておくと良いでしょう。
2016年1月6日水曜日
「献花」とは
おはようございます。
本日は「献花(けんか)」について書きたいと思います。
生花を捧げること。
埋葬地や事故死の現場などに死を悼む行為として、広く行われているのは世界共通。
2016年1月5日火曜日
「環骨勤行」とは
おはようございます。
本日は「環骨勤行(かんこつごんぎょう)」について書きたいと思います。
火葬場から遺骨を迎えると行う儀式。
遺族・会葬者が後飾りの祭壇の前に集まって読経をしてもらう。
2016年1月4日月曜日
「枕直しの儀」とは
おはようございます。
本日は「枕直しの儀(まくらなおしのぎ)」について書きたいと思います。
神道の場合、遺体を北枕に安置し、枕飾りをし冥福を祈る。
これら一連のことを言う。
2016年1月3日日曜日
「炉前祭」とは
おはようございます。
本日は「炉前祭(ろぜんさい)」について書きたいと思います。
神式の葬儀で火葬する前に棺をかまどの前に安置し、
銘旗や花を供えて拝礼する儀式。
2016年1月2日土曜日
「臨終」とは
おはようございます。
本日は「臨終(りんじゅう)」について書きたいと思います。
「命の終わる時に臨む」という意味で、
死に際・末期(まつご)・死の前後の短い期間を指す。
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